競艇でランキング上位に食い込む選手は高い勝率を維持する選手!見方を解説!

どんなスポーツでも同じですが、常に勝ち続けてランキングが上位に食い込んだ方が、立派な選手だと認めてもらえます。今回の記事では、競艇でのランキングについてと、どんな選手がランキングに入りやすいのかなどの見分け方について、詳しく解説していきます。

2020年の競艇上位ランキングを確認!

 

まず最初に、2020年の競艇はどんな選手が上位にランクインしたのかご紹介しておきます。

【第1位】 峰 竜太   (年間獲得賞金額) 253,027,000円
【第2位】 寺田 祥   (年間獲得賞金額)  155,932,000円
【第3位】 毒島 誠   (年間獲得賞金額)  155,208,000円
【第4位】 吉川 元浩  (年間獲得賞金額)  132,013,932円
【第5位】 篠崎 仁志  (年間獲得賞金額)  113,269,333円
【第6位】 松井 繁   (年間獲得賞金額)  110,177,000円
【第7位】 平本 真之   (年間獲得賞金額)  109,877,000円
【第8位】 菊地 孝平   (年間獲得賞金額)  105,976,000円
【第9位】 新田 雄史   (年間獲得賞金額)  101,875,606円
【第10位】 深谷 知博    (年間獲得賞金額)  101,528,333円
【第11位】 白井 英治    (年間獲得賞金額)  97,071,000円
【第12位】 西山 貴浩    (年間獲得賞金額)  94,386,120円

上位12名の選手を挙げてみました。1位と2位の選手で1億円近く賞金総額の差が出てきます。また、10位以内に入っている選手は、1年間で1億円以上も稼いでいるスーパープレイヤーばかりです。競艇の選手というのは、他のスポーツに比べて選手生命が長いため、上位ランキングに入りやすい選手は、毎年のように入り込んできます。

1年間で獲得できる賞金総額は、野球やサッカーと比べると少ないようにも感じますが、長期的に稼ぎ続け安いのが、競艇選手の魅力なのです。ただし、プロの競艇選手は1,600程度います。その中で、上位10位以内に入り込むことは至難の業なので、かなり秀でた能力と想像を絶する努力は必要なのではないでしょうか?

競艇で上位ランキングに入るとどんなことがある?

 

競艇でランキングの上位に食い込むと、どんな良いことがあるのでしょうか?もちろんですが、獲得する賞金額が、他選手よりも大きくなります。その他にも2つほどいいことがあるのでご紹介します。

①12月に行われるグランプリに出場できる

競艇の賞金ランキングで上位にランクインし続けていれば、12月に行われる「グランプリ(賞金王決定戦)」に出場することが出来ます。グランプリで優勝するとなんと、賞金1億円を獲得することが出来るため、全ての競艇選手は、このレースへの出場をかけて厳しいトレーニングに励み続けているのです。

ただし、グランプリに出場できる選手は、全競艇選手1,600人中、たったの18名で、かなり狭き門のレースとなっています。出場選手の選考日までに獲得賞金総額で、上位18位までに入っていなければ、出場できないため、選考ぎりぎりの辺りではし烈なレースが繰り広げられます。

②知名度が上がる

賞金ランキングで上位にランクインすれば、知名度が一気に高まります。各方面からの取材も増えるでしょうし、イベントなどに呼ばれることも増えるかもしれません。競艇選手の寿命は長いとはいえ、一生選手のままでいることも出来ないため、第二の人生のために知名度を上げておくことは重要になります。

競艇で上位ランキングに入る選手はどう見分ければいいのか?

競艇で今後上位に入っていきそうな選手は、どのように見分ければいいのでしょうか?いくつかご紹介していきます。

①勝率が高い選手

各選手には「勝率」という強さの基準値が表記されています。この勝率が高ければ高いほど、上位ランキングに入りやすい選手だと言えるでしょう。まだ若手の選手で、あまり知名度のない選手でも、勝率が落ちない選手をよく見てみましょう。

②級別がA1を維持している選手

勝率が高くなると、「級別」という評価基準で最上位の「A1」を獲得することが出来ます。A1とは、前競艇選手の中で、勝率が上位20%の選手に与えられる級別です。A1を除いた上位の20%がA2、それ以下がB1、B2です。

競艇のレースの中で高額賞金を獲得しやすい、SG、G1などのレースがあります。グランプリは「SG」のグレードのレースに分類されますが、それ以外にもSGやG1の高額賞金レースは存在するのです。そのSGやG1に出場できる選手は「A1」の級別を獲得している選手でなければいけません。

年末の総合ランキングは「年間獲得賞金総額」で計算されるため、A1の選手になり高額賞金獲得可能な上位グレードのレースに出続けるしかないのです。級別でA1以外の選手は、上位のランキングに入ってくることはあまりないでしょう。

競艇での勝率はどうやって計算されている?

 

競艇の勝率とは「勝つ確率」ではありません。もう少し厳密な計算方法で算出されているので、ご紹介いたします。この勝率が高く無ければ、級別も上がらないため、ランキングで上位に食い込むには、勝率をいかに高く維持するのか?が最も大きなポイントです。

ちなみに、勝率には「全国勝率」「当地勝率」「モーター勝率」「ボート勝率」があるので、それぞれご紹介していきます。

①全国勝率

まず、全国勝率です。全国勝率とは「全ての競艇場で開催されたレースの勝率」になります。勝率の求められ方とは、以下の通りです。

着順に応じた獲得点数 ÷ レース数 = 勝率

着順で獲得できる点数は1点から13点まであり、参加しているレースのグレードでまちまち異なります。常に上位に食い込んでいなければ、高い勝率の維持は出来ないのです。全国勝率は、その選手が参加した全てのレースを加味した率となっています。

②当地勝率

続いて、当地勝率です。当地勝率とは「今レースが開催されている競艇場でその選手が獲得した得点を加味した勝率」になります。選手によっては、全国勝率と当地勝率の差が開いている選手もいるので、よく見てみましょう。

ちなみに、競艇場には「静水面」と「難水面」があり、静水面の競艇場では「全国勝率」をメインに見て、難水面の競艇場では「当地勝率」をメインに見るのがセオリーとなっています。

③モーター勝率

出走表の更に右を見てみると、「モーター勝率」が記載されています。モーター勝率とは「そのモーターをその選手が使ってどれだけの勝率を獲得できているか?」という勝率です。モーターによって、良し悪しがあるので、レース結果にもかなり左右されます。モーターの調整が上手い選手は、モーター勝率も安定して高い場合があります。その場合、全国勝率もある程度の高さがあるのが普通です。

④ボート勝率

最後に「ボート勝率」があります。ボート勝率とは、その選手がそのボートを使ってレースをした際に獲得した点数を、加味して計算された勝率になります。モーターでは選手の技術で多少の差が出ますが、ボートではそこまで差が出ないため、この勝率は基本的にあまり見ない人が多いです。

競艇でランキング上位に食い込む選手は高い勝率を維持する選手!のまとめ

というわけで、今回は競艇のランキングはどうやって決められているのか?ランキングで上位に入るにはどうすればいいのか?どんな選手がランキングの上位に入りやすいのか?ランキングの上位に入ると、どんないいことがあるのか?などについて詳しく解説してきました。

競艇では、上位ランキングに入らなければ大金を稼ぐことがかなり難しいと言われています。その他のスポーツに比べて、選手寿命は長いですが、下位選手の稼げる金額も総じて少なくなります。そのため、どの選手も1つでも上の級別をとり、1位でも上位にランクインできるよう、日々自己研鑽を重ねているのです。

また、競艇で勝つためには、単に強い選手を絡めて舟券を買えばいいというわけではありません。人気選手の舟券はオッズも低くなるので、必ず当たるとも限りませんし、当たったとしても回収率が低くなるリスクがあるからですね。そのため、強い選手を見極めるだけじゃなく、オッズとの兼ね合いも含めて「勝てる買い目」を探していく必要があります。

参考サイトとしては、「競艇予想サイトのランキング・口コミ・優良悪質一覧【オヤジの辛口検証】」などがわかりやすく解説してあり、かなりオススメですよ。